ブログはじめます。

本日より仕事のブログを始めます。

自分のアウトプットの訓練と、お金を真面目に考えるために。

 

昨日都内である金融関連会社が主催する勉強会に参加してきました。

外積立年金の話です。

結論から言うと、65歳からその後生きていくためには少なくとも3,000万円くらいの生活資金が必要で、

そのお金は月々36,000円程度のお金を積み立てていくことで達成できる、ということでした。

 

今回は現状の話です。

 

勉強会の中では、現実的に日本のデフォルトが起こりえることを根拠をもって説明してくれました。

アベノミクスによる3本の矢、まずは「大胆な金融政策」によってお金の量を増やしてデフレマインドを払しょく、インフレ基調となり向こう5年で約7%強のインフレが予測されております。

「インフレ=お金の価値の目減り」と捉えれば、現在の100万円が単純に93万円の価値になるということです。

逆からみると、今100万円で買えているものが107万円出さないと買えないということです。

日常に落とせば、150円で買っているペットボトル飲料が160円になるということです。

5年後です。すぐですね。

次の矢「機動的な財政政策」によって需要を創出しましたが、その財源は国債です。つまり、財政出動すると国債=借金の残高が増えるという事態になります。

平成26年度末(平成27年3月)の公債残高は約780兆円です。これは現在の税収約16年分に相当します。

完済できる見込みなどほぼないと思いますが、それでも返す意欲は世界に示さねばなりませんので、確実に将来世代に増税があり、大きな負担になります。

そして第三の矢「民間投資を喚起する成長戦略」として規制緩和による国内総生産成長率3%をもくろみましたが、実際はむしろ規制が強化されており、GDP成長率も1%程度に留まりました。

日本政府に具体的な戦略がない一方で、米国企業や新興国は急成長を見せています。

 

先進国のなかで、我が国日本のGDPに対する国債残高の割合は断トツTOPであり、年50兆円のペースで膨らんでおります。

2016年6月末時点で国債残高(借金)は1,053兆4,676億円、国民一人あたり約830万円という金額です。

赤ちゃんが生まれた瞬間に800万円の借金が乗っかるという、おそろしい状態になっているのが現代日本です。

 

高齢者が亡くなるペースよりも赤ちゃんが生まれるペースのほうが遅いので、人口は減少傾向にあります。

人が減れば負担が減るわけではなく、次代を担う世代の絶対数が少ないので、結局今の世代が残していく借金を少ない次世代で背負っていかねばなりません。

 

もし私が今の子ども世代だったら、最初から日本で働かず海外で働くことを考えると思います。

今のぼくらの世代が子どもたちにそのように教育する必要があります。

そとで戦える人財になれよと、言い聞かせる必要があります。

そしてぼくら世代は、そんな大きな負担を背負うことが目に見えている次世代に甘えることなく、ヨボヨボになっても自分の食い扶持は自分で稼ぐ、という気概と覚悟を持っている必要があると強く思います。

 

ヨボヨボになったら自分の体を動かしてお金を生むのは難しくなってきます。

肉体労働では逆に損失を発生させてしまいます。

勝負できるのは、生きてきた証である人脈と頭脳です。

人脈をフル活用して信頼できる会社や経営者を探し、その人の資質を頭や感覚で見極める。

自分のお金をその人に投資することによって、言い方を変えれば、自分のお金をその人へ派遣することで働いてもらい、雇い主である自分へお金を運んでもらう、という流れを作ることによって、自分の食い扶持を確保できる状態を目指します。

 

このブログは仕事を通じてどうしたらその流れを作れるのかを研究していきます。